Jeanne the Phantom thief
-
怪盗ジャンヌ
世界を股に掛ける神出鬼没の大怪盗。何百年も昔から存在が確認されており、襲名制やら不老不死者やらいろんな噂が飛び交っている。
盗むものに共通点は無く、分かっていることは20代ぐらいの気障な言動を好む青年であることのみ。
「あははっ、探偵さん。その程度の推理では私は捕まえられませんよ?」
「短い人生、楽しんだものが勝ちですよ?」
「さあ、始めましょうか。私の名前は怪盗ジャンヌ。稀代の大怪盗と呼ばれたこの実力、とくと御覧あれ」
Miska・Merikanto
-
ミスカ・メリカント
20代半ば/白髪に金眼/170cm後半
巷で噂の怪盗ジャンヌ張本人。
不老不死者。永遠に生きるのに怠惰に過ごすなんてつまらないと思い派手なことをする。
普段は声帯ついてるのかってぐらい喋らないが、盗み中は立て板に水を流すがごとく饒舌になる。気障で生意気。
運動神経抜群、死なないために無茶も平気ですることから盗めないものは無いのではないかと言われているが、生活能力は皆無。助手二人が居ないと一日分の食事もままならないし、朝の珈琲すら入れられない。
収集癖が強い。北欧あたりの生まれ。世界各国にアジトと言う名の物置が点在している。
不老不死になる前はただのコソ泥だった。Dr.シグマの研究所に盗みに入った際にある事件が起き、それが原因でドクターと腐れ縁に。その時に不老不死者になった。
「リューリ……リク……飯作って……」
「何の因果か知らねえが、俺が永遠に老いずに生きていくのは事実なんだ。大人しくしてるなんてつまんないだろう?」
「全く、人生というのは上手いこと行かないもんだね」
Lyyli
-
リューリ
外見10歳/138cm
不老不死助手少女。おませさん。ジャンヌが大好き。ジャンヌを独占出来ないからリクハルドのことは鬱陶しい。
綺麗好きで、アジトの掃除や洗濯は彼女が担当している。いくらジャンヌと言えど、アジトを汚すのは許さない。
元々は良い所の令嬢だったが、ジャンヌが盗みに入った際に彼に一目惚れ。半ば家出と同様にくっ付いていき、「置いてくれないと警察に突き出す!」と脅して同行することに。
「ちょっとぉ! ミスカ、ゴミはゴミ箱に入れてよ!」
「女の子はぁ、恋に生きないとね!」
「知らないわ。ジャンヌの邪魔をする奴は許さないんだから」
Rikhard
-
リクハルド
外見10歳/140cm
不老不死助手少年。やんちゃ。ジャンヌが大好き。ジャンヌを独占出来ないからリューリは好かない。
愛称はリク。ただし、ジャンヌとリューリ以外にそう呼ばれるのは好きではない。料理好き。食事担当。味覚が鋭く、一度食べた物の味付けはほぼ再現できる。
元は戦災孤児。路地裏で死にかけてたところを気まぐれを起こしたジャンヌに拾われた。
「ミスカー、ちょっと早く起きて! ご飯冷めちゃう!」
「できればまあ……僕としては争いは避けたいんだけど……」
「僕はジャンヌを裏切らない。絶対に」
Dr.Sigma
-
Dr.シグマ
外見おじいちゃん/160cm
不老不死の薬を作った張本人。不老不死者。ミスカとは腐れ縁。
「うーん……少し合成を変えるか」
「不死なんてなるもんじゃねえ。この歳になってようやくわかった……」
「いいか、よーく考えろ。この薬は、お前の人生を大きく変えるものだ」
Judith・Neefe
-
ユーディット・ネーフェ
20代後半ぐらい/170cm前後
探偵。不老不死。
口が悪い、淡泊、目付きが悪い、ヘビースモーカーと、男に間違えられるのが日常茶飯事。本人は至って気にしていない(と、いうよりは周りから女だと思われていないとは夢にも思っていないのと、彼女を男だと思い込んでいる人が殆どで、間違えられることが少ないために「失礼な少数が男だと間違える」というのが彼女の言い分)。
元々詐欺で生計を立てていたが、執拗に追いかけられていた刑事がうざったくなり廃業。探偵業に移ったのはその刑事への嫌がらせの為。
「ああ? こんな可憐な乙女を捕まえて何が男だ、その目ぇ腐ってんじゃないのか」
「好きなことして楽しんで死ねたら本望だなあ! まあ、私は死ねないけど」
「なあ、火ィ持ってねえか? 煙草吸いたいんだけど」