地上の住人
Luke
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ルーク
20代後半
紅茶専門店でフレーバーを作ったりホールで注文を取っているカフェ店員。
少年期はギャングに所属していた。人の良さが災いしてか、当時の仲間たちに頼み込まれて今でもギャング同士の抗争に駆り出され、ギャングとしてもそれなりに有名。
趣味は万華鏡収集と家庭菜園。
魔窟の存在は知らないが、度が過ぎた方向音痴さで奇跡的に迷い込んでいる。
何事にも動じず、終始落ち着いているが、裏を返せば周囲に興味が無いということでもある。
「ん……? まだ大丈夫だ、迷っていない。見たことある通りだ……? いや、どこだここは」
「うーん、なんだか今まで見たことないような不思議なところだった」
「俺に地図を任せるな。お前らはどうしてあっちが北だってわかるんだ」
Escobar
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エスコバル
30代前半
エスと呼ばれるほうが多い。苗字を知る者はほぼいない。
聖職者であるが、神は仕事だから信仰するというスタンス。本人は信仰心の欠片も無い。見ていて悲しくなるほどのアル中。いつもフラスクボトルを持ち歩いている。
情報を通じて人間関係を見るのが好きなので、噂にはめっぽう興味があるタイプ。
ギャングとも親交があり、何かとルークを良い様に使ってる張本人。時々ではあるが、顔を隠し、鉄パイプ片手に暴力沙汰を起こすこともある危険人物。
「神はいつでも、貴方の行いを見ていらっしゃいますよ」
「目に見えない神よりも目に見えて身体を温めてくれる酒のほうが信仰する価値があるってものですよ」
「その話、私にも詳しく教えていただけますか?」